人気の新潟みやげを調査! 上越妙高駅/後編【食品部門】(上越市)


2021年12月10日 30725ビュー
季節はすっかり秋から冬へ。
今年は(も?)雪が結構降りそうな予想が出ていますが、スキー・スノボだけでなく、雪景色が楽しめる冬らしい旅ができそうですね。

さて今回は、上越妙高駅にあるおみやげ屋さんで人気の新潟みやげを調査!…の後編です。
前編「お菓子編」はこちら

上越妙高駅とは

上越市にある、北陸新幹線の駅の一つ。
2015年の長野―金沢間の開通で誕生した、新たな旅の玄関口です。
 
直江津方面へはJR、妙高や糸魚川方面へはえちごトキめき鉄道が接続しています。
佐渡汽船の直江津―小木航路があり、佐渡観光の経由地の一つ。
 
戦国武将・上杉謙信公のゆかりの地でもあります。
 
おじゃましたのは、上越妙高駅のSAKURAプラザ内にある「さくら百嘉店(ひゃっかてん)」さん。
ちなみに、入口左手のキャラクターは、上越妙高駅お出迎えキャラクターのウェルモです。
お出迎えどうもありがとう(^^)
前編は「お菓子部門」をご紹介しましたが、今回はお菓子以外の「食品部門」のベスト5をご紹介します!
 
ご案内いただいたのは、さくら百嘉店の池亀杏奈さんです。
池亀さんが手に持っているものは、オリジナル商品の「旅とも 笹だんご」(384円/税込)。
前編でもご紹介した2個入りの笹団子で、旅行中に食べてもよし、プチみやげにもよし!のとっても使い勝手のいい商品です。


それではお待たせしました。
食品部門の人気ベスト5はこちら!

1位 バスセンターのカレー

新潟市の繁華街・万代の万代シテイバスセンターにある、立ち食いそば屋さんの名物カレーのレトルトがランクイン。
地元の新潟市などでは人気があるのは知っていましたが、まさか上越でも1位とは…恐るべし。
カレー粉と小麦粉がメインの黄色いカレーは、どこか懐かしい味わい。
後から来る辛さがくせになるんですよ、これ。
 
テレビ番組などの影響もあり、その知名度は全国区。
品薄の日もあるそうなので、見かけたら“買い”ですね。
価格は1個540円(税込)です。
内容量は220gとちょっと多め♪
 
ちなみに、新潟のご当地カレーは「たびきち」で以前さかもと みきさんが紹介しているので、もしよろしければ、そちらもチェックしてみてください。

2位 生かんずり(吟醸6年仕込)ミニ

かんずり」は、妙高市・新井地区に伝わる辛み調味料。
地元で栽培する大きな唐辛子を塩漬けにして、雪さらしなどを経て3年以上熟成させるというとても手間のかかるものなんです。
辛さだけではなく熟成されたうま味が感じられます。

鍋料理やラーメンや炒め物など幅広く使えます。
​個人的には「かんずりマヨ」などもおすすめ。
かんずりの中でも、火入れをしない「生かんずり」は、柚子の風味など生かんずりならではの味わいが楽しめます。
生かんずりは、現地でなければなかなか入手しずらい商品で、しかもこれは熟成を重ねた6年仕込
長い時間が生み出すマイルドな辛さとうま味が詰まっています。
 
価格は40g入りのミニが648円(税込)です。

3位 柿の種オイル漬け

県内各地のおみやげ処で現在大人気の商品。
新潟を代表する銘菓「柿の種」がそのまま入った、食べるラー油です。

こちらは2018年に登場した比較的新しい商品ですが、もうすっかり新潟みやげの定番となっているようですね!
 
この商品、とても不思議なのが、オイルに漬かっている柿の種の食感がそのままカリッと残っていること。
ふにゃふにゃになっていてもおかしくないのですが・・・何故?!?!
フライドガーリックやクラッシュした柿の種も入っていて、ザクザクとした食感が楽しめます。
 
ご飯のお供や、冷奴にのせたり、チャーハンの具材にも。
そのままでおつまみとしても楽しめます。
 
味は、ノーマルな「にんにくラー油」と「だし醤油仕立て」、「激辛 にんにくラー油」の3種類。
価格はいずれも864円(税込)です。

4位 きくらげ蒲鉾

上越にはおいしい蒲鉾屋さんがいくつかあります。
鮭などの魚介が乗ったかまぼこなど、珍しい商品があるのですが、その中でも人気なのがきくらげ入りのかまぼこです。
 
蒲鉾の中に刻んだきくらげが混ざっているのですが、きくらげのシャキッとした食感がクセになります。
写真は平八蒲鉾店さんの商品、板付き(220g)が692円(税込)、ひとくち蒲鉾が432円(税込)です。

さくら百嘉店では、他にもたくさんの蒲鉾が並んでいます。
いろいろあって迷ってしまいそう~!
箱入りの商品はちょっとしたギフトにも使えそうです。

5位 生かんずり(吟醸6年仕込)大

5位はなんと、2位と同じくかんずり吟醸6年仕込がランクイン!
こちらは大きめの70g入りのサイズで1,080円(税込)です。
ミニだとあっという間になくなっちゃうから、私はこちらで♪

ところで…2位と5位を足したら1位になっちゃうんじゃないの?!
あえて別商品として集計しているところが何とも奥ゆかしい♪

ちなみに、かんずりもいろいろな商品が並んでいます。
ノーマルなかんずりをはじめ、えのき入り山菜入りかんずりラーメンかんずり海苔など、バラエティーに富んだラインナップ。
かんずり酒盗」っていうのも気になります!

まだまだ魅力的な商品がいっぱい!

ベスト5は以上となりますが、
他にも、おすすめ&注目の商品を教えていただきました。

これからランクアップしそうな商品の数々を駆け足でご紹介!

◎その1 五醸みそ(400g・648円/税込)

上越には5つのみそ蔵がありますが、この商品は全蔵のみそをブレンドした新商品。
新潟では定番の糀(こうじ)を使ったみそで、米みそ、田舎みそとも。みそ汁に使うと糀が浮いてくることから、上越では「浮き糀みそ」ともいわれています。
5つの蔵のみそを混ぜた糀たっぷりのみそは、複雑で奥深いうま味。

スッキリとしたパッケージも素敵です♪
おしゃれなキッチンにも似合いそう。


◎その2 金華さば 味噌煮(170g・411円/税込)
最高級のマサバで作ったサバのみそ煮缶。
新鮮な生さばと上越市のみそ蔵のみそを使った、何ともぜいたくな缶詰です。

こちらを製造する能水商店さんは、糸魚川にある海洋高校の学生さんたちが関わっているのですが、高校生が開発したサケの魚醤「最後の一滴」を加えて調味しています。

プリプリの脂に包まれたしっかりとしたサバの身と、濃厚なみそ、そして隠し味のサケ魚醤が相まったリッチな味わい・・・これだけでご飯2~3杯は行けちゃいそうです!

能水商店の缶詰は他にも、ノーマルな「金華さば 水煮」と、佐渡産のサケを使った「佐渡荒波サーモン 中骨水煮」があります。いずれも「最後の一滴」使用です!
価格は3種類とも411円です。
(金華さばは170g、サーモン中骨水煮は180g)


◎もちろん地酒も充実
今回はご紹介できませんでしたが、さくら百嘉店では地酒のコーナーもあり、上越をはじめ新潟県内の銘酒を取りそろえています。
 
岩の原ワインや、地元のどぶろくなどもあり、上越ならではのラインナップですね。

今回は、上越妙高駅で人気のおみやげ「食品部門」をご紹介しました。

さくら百嘉店では、他にもお米なども販売しています。
また、新商品も続々と登場していますよ♪

上越・妙高エリアにお越しの際は、ぜひお立ち寄りを♪
ちなみにさくら百嘉店は、北陸道上越I.C近くの上越観光物産センター(上越市藤野新田)の中にもあります。
さくら百嘉店 上越妙高駅店

さくら百嘉店 上越妙高駅店

所在地/新潟県上越市大和2-1-1 上越妙高駅 SAKURAプラザ内
TEL/025-520-9758
営業時間/9:00~18:30
     ※12/31は17:00まで、1/1は18:00まで
年中無休

この記事を書いた人
ケバブー

長岡生まれ新潟育ち。 ​
郷土料理からラーメン、地酒やスイーツまで新潟の食を広く愛するフォトライター。