米麹好き必訪!魚沼醸造で甘酒・スイーツ・調味料だけじゃない米糀の魅力に触れる!工場見学とワークショップを体験/魚沼市


2022年08月29日 5912ビュー

米どころ魚沼の地×米糀=可能性は無限大!

豊な雪解け水と米に恵まれた魚沼の地にある魚沼醸造。糀甘酒をはじめ、米糀を生かしたおいしい発酵をたくさん作っています。

「米こうじ」は一般的に「米麹」という漢字で書かれることが多いのですが、魚沼醸造で使っているのは
「米糀」。「糀」は米にコウジカビが生える様子が花が咲くように見えることから、日本でつくられた国字。
米に花なんて、なんだか素敵ですよね。

写真の甘酒は、アルコール分が0%で子供でも飲めて、砂糖不使用の自然な甘みで栄養分が豊富。
他にはどんな姿に米糀が変化するのか?
小学生の娘を連れて、母娘でおいしい製品が楽しめるサロンを訪ねてきました。

工場見学

まずは、工場見学へ(要事前予約)。見学した日は工場が稼働していなかったので、施設内見学とモニターを見ながらの説明でしたが、平日の午前中は工場が稼働している様子を見られる確率が高いとのことでした。
工場見学に申し込むと、シアタールームで魚沼の恵みと題した21分間の上映を見られ、魚沼の魅力と食文化、昔ながらの糀作りや工場内の様子など詳しく学べます。

工場施設内撮影はNGです。

円盤型製麹装置(えんばんがたせいきくそうち)
約20tの麹菌をつけたお米を引き込み、丸2日間かけて発酵させる世界最大級の大きさを誇る装置です。
工場見学エリアは撮影禁止ですが、タイミングがあえばこのような迫力ある光景を目の当たりにできます!
写真提供:魚沼醸造株式会社

 

糀甘酒石鹸づくりワークショップ

糀は体にいいだけでなく、美容にも良いとされ、最近は化粧品の研究なども進められているほどです。
そんな糀で石鹸を作ってみたい!! ワークショップで糀甘酒の石鹸作りに娘がチャレンジしました。
工場見学とセットで事前予約ができます。
 
数種類のドライハーブとアロマオイルから、それぞれお好みのものを選びます。
娘は香りをいくつも試しながら、こちらのピースとゼラニウムというものを選びました。
そして石鹸に入れる甘酒です。
ビニールに入った石鹸の素地にドライハーブとアロマオイル、そして甘酒を加えて混ぜます。
均等に混ざるようにビニール袋をよくもみます。
袋から取り出し形を作ります。子供はこういう粘土みたいに形を作るの好きですね。
どうしようかなぁ~、と迷いながらコネコネしていました。
結局、〇にしたようです。きれいな〇になるように時間をかけていました。
完成しました!!包んでもらってお持ち帰りです。お家で3日間ほど乾燥させます。
これでワークショップは終了です。娘は石鹸のいい香りと、出来上がりに大満足のようでした。
 

UONUMA KOJI SALON(魚沼 糀サロン)

広々したサロンは予約不要で楽しめるスペース。
カフェ、ライブラリー、ショップ、前述のワークショップなど様々なコンテンツがそろっています。
ゆったりくつろげるソファー席があり、いつまでもいたくなるとても居心地のよい空間です。

カフェ

工場直送の糀甘酒や、糀甘酒ソフトクリーム、糀ジェラートなど楽しめるカフェがあります。
何を飲もうか食べようか、迷うのも楽しみのうち。
まず目に飛び込んできたのは、糀甘酒のソフトクリーム。
ここでしか食べられない魚沼醸造オリジナルのソフトクリーム。これは外せません!
そして、糀ジェラートも種類がたくさんあって魅力的です。
一番人気のソフトクリームをオーダー。舌触りが驚くほど滑らかで、甘酒のあまみがおいしいです。
甘酒は飲んでいきたいところです。氷の入った冷たい甘酒は飲みやすく、娘も喜んで飲んでいました。
ジェラートマエストロがプロデュースした「糀ジェラート」はビターキャラメルをチョイス。
口に入れるとキャラメル・バニラ・特濃糀甘酒、3つのいい香りが広がります。
魚沼の豊かなお水のコーナー。「ご自由にお飲みください」とあります。
なんと”かけ流し”です!贅沢ですね。
 
夏に訪れた私たちは冷たいものを注文しましたが、あたたかいメニューもあります。
メニューが豊富でカフェにお茶に来るだけでもいいですね。
 

ショップ

ショップには米糀を使った発酵食品がたくさん並んでいます。
調味料からスイーツまでこんなにも糀を使った商品ができるのかと感心してしまいます。
たくさんあって書ききれませんが、おすすめをいくつかご紹介します。
 
魚沼産コシヒカリを100%使った生塩糀。なんかプレミアムな感じしますね。
酵素が残った『生』タイプの塩糀だそうです。
ドレッシングやタレの類も豊富です。
写真にあるのは人気の日本料理店の店主が監修した「賛否両論」シリーズの胡麻だれ、糀ドレッシング、みそ漬けの素。すべて化学調味料不使用です。
他にもいろんな調味料があり、どんな料理ができるのだろう、あれもこれも試してみたくなります。
糀を使った調味料で作るスタッフおすすめレシピ集が商品の並んでいるところにありました。
メニュー決めにも困らなそうです。
こちらの生しょうゆ糀は我が家では常備しています。
醤油よりもまろやかでやさしい味になるので、生姜焼きやドレッシング、タレなどを作るときには欠かせません。
ぬか漬けが作れる発酵ぬかどこもありました。おいしい漬物作れそうですね。
チューブタイプもあるなんて驚き!手軽にぬかどこ生活ができそうです。
魚沼産コシヒカリを使った発酵甘味料、糀みつは同量の砂糖の糖質約30%カット。
糖質カットは嬉しい響きですね。
甘酒はいろんな種類がありますが、日替わりで「本日の試飲」ができるようです。
この日の試飲は豆乳ブレンド。なんだか美容にもよさそうですね。とても飲みやすかったです。
有名パティシエや和菓子職人などがプロデュースしたスイーツやお菓子も揃っていました。
おみやげにお菓子はベストチョイスです。

 

糀甘酒を楽しく学べるキッズコーナー

クイズ形式のパネルで糀について遊びながら学べます。
娘はクイズの答えを知りたくてパタパタと開けたり閉めたり、クルクル回したりして楽しんでいました。
 

ゆったりくつろげる空間

工場見学と糀甘酒石鹸作りワークショップを楽しみ、サロンでゆったり米糀スィーツを堪能。
母娘で夏休みの想い出に残る一日となりました。
魚沼醸造株式会社

魚沼醸造株式会社

開館時間 :10:00~16:00

休館日  :毎週水曜日、年末年始
※その他、不定期で休館する場合があります

電話番号 :025-793-0100

駐車場  :あり(無料)

住所   :新潟県魚沼市十日町1791-10 水の郷工業団地内

★工場見学、ワークショップは事前予約制です
  予約はインターネット、電話で受付
  工場見学受付専用ダイヤル: 0120-060-070
  (受付時間9:00~17:00年末年始を除く)

魚沼醸造はマルコメ株式会社のグループ会社です

魚沼醸造株式会社

この記事を書いた人
旅びなか

国内外の旅行会社を転々とし、郷里の新潟県へUターンした二児の母。
今は旅行添乗員をしながら旅行ライター業をはじめました。 好きなことは食べること。
食レポ・体験系、どんどんやっていきます!
※名前の「びなか」は以前に住んでいたフィジーの言葉で「ありがとう」の意味。
(https://www.instagram.com/tt_vinaka/)

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