新潟・奥越後紅葉めぐりとグルメ満喫 2泊3日モデルコース

紅葉12景と越後の食文化、温泉を組み合わせた大人の秋旅にぴったりのモデルコースです。
▶「奥越後3つの紅葉をめぐる秋彩12景 越後のうまいもんを食す おとなの秋旅モニターツアー3日間」ツアー申込
1
松雲山荘
-
「松雲山荘」は柏崎ガス会社の創設者・飯塚謙三氏の旧居で、大正15年に六曲屏風絵をもとに築庭された日本庭園です。つつじやもみじに彩られた園内には、灯籠や太鼓橋、池などが配され、紅葉の名所として知られます。併設の「木村茶道美術館」では、展示されている貴重な器を使い、庭園を眺めながら気軽にお茶を楽しめます。
2
越後一宮 彌彦神社
-
越後一宮として古くから信仰を集めてきた「彌彦神社」。御祭神は天照大神の曾孫・天香山命で、創建は2400年以上とも伝わります。「おやひこさま」と親しまれ、初詣には毎年20万人以上が訪れる新潟屈指の名社です。
境内は鎮守の森に包まれ、神聖な空気が漂います。縁結びのご利益があるとされ、重さで願いを占う「火の玉石」も人気。弥彦山山頂には奥宮も祀られ、恋愛のパワースポットとしても注目されています。
3
弥彦菊まつり
-
越後一宮・彌彦神社の境内で開催される「弥彦菊まつり」は、新潟県菊花展覧会として全国随一の規模を誇る大展覧会です。丹精込めて育てられた菊花が出展され、技術の粋を競う審査も行われます。
毎年テーマを変えて造られる、約3万本の小菊による「大風景花壇」は圧巻の見応え。秋の越後路を彩る風物詩として、多くの人々に親しまれています。
4
弥彦の大イチョウ
-
弥彦温泉街の中心にそびえる「大イチョウ」は、樹齢約300年を誇る巨木。秋には鮮やかな黄金色に染まり、青空や温泉街とのコントラストが美しい名所です。令和5年からはライトアップも行われ、幻想的な夜の姿も楽しめます。観光客には写真映えスポットとして、地元の人々には憩いの場として親しまれています。
5
弥彦公園
-
弥彦駅近くに広がる約4万坪の彌彦神社外苑「弥彦公園」。滝や渓流、大正時代のトンネルなど日本の風情を感じられる名園です。
中でも「もみじ谷」は紅葉の名所として知られ、朱塗りの観月橋と鮮やかな紅葉の景観は格別。夜はライトアップされ、池に映る逆さ紅葉が幻想的な美しさを演出します。2023年には日本夜景遺産にも登録されました。
6
【宿泊】岩室温泉
-
湯けむりに賑う歴史と人情の里、岩室温泉。江戸時代より三百余年の歴史がある温泉地。お座敷情緒を演出する越後芸妓発生の地であり、個性に富んだ旅館、ホテルが揃う。霊雁伝説の温泉は軟らかく、保温・保湿効果も高い。もうひとつの岩室温泉の特徴として"黒湯"であることが挙げられます。"黒湯"となるのは、多くの硫黄成分が炭素等と結びつき黒い微粒子となり、湯口や湯船に付着するため、足裏などが黒くなることがります。
7
椿寿荘
-
田上の豪農田巻家の離座敷で、大正3年より3年半の歳月をかけて建てられ、日本中の銘木を集め寺院様式を取り入れた建物。枯山水の庭園も見もの。
紅葉の梢越しに望まれる高床の奥次の間と庭とのコントラストは陶然とするほどの美しさ。
8
加茂山公園
-
「加茂山公園」は、新潟県の木「雪椿」の群生地として知られる自然豊かな公園です。春には雪椿と桜が同時に咲き誇り、秋には園内が一面鮮やかな紅葉に包まれます。
彫刻の森や児童公園、大型スライダー、リス園なども整備され、家族連れから散策客まで幅広く楽しめるスポット。紅葉を眺めながらのんびりとした時間を過ごせます。
9
もみじ園
-
長岡市にある「もみじ園」は、明治29年頃に地元の豪農・高橋家の別荘庭園として造られました。約4,000平方メートルの敷地には、樹齢150〜200年のもみじをはじめ山桜やツツジなどが植えられています。
特にイロハカエデは、高橋家の活動拠点であった京都から移植されたものと伝えられ、秋には園内を鮮やかに彩ります。
10
料亭 東忠
-
「料亭 東忠」は、約280年の歴史を誇る国登録有形文化財の建物で、幕末には長岡藩総督・河井継之助が新政府軍との談判後に昼食をとった部屋も残されています。館内では、旬の食材を生かした料理が提供され、伝統と風格ある空間で五感を満たすひとときを楽しめます。
11
目黒邸
-
国指定重要文化財の「目黒邸」は、寛政9年(1797年)に建てられた割元庄屋の役宅を兼ねた豪農住宅。豪雪地帯特有の構造を備え、中世武士の館を思わせる石垣や冠木門、茶室から望む池泉回遊式庭園など、当時の面影を今に伝える貴重な遺構です。
12
越後ゆきくら館
-
本屈指の豪雪地帯にある「越後ゆきくら館」は、雪を活用した全国唯一の酒の貯蔵庫。天然の雪を特殊シートで覆い、一年を通じて大吟醸を低温熟成させています。館内はガイド付きで見学でき、無料で試飲も楽しめる人気スポットです。雪国ならではの知恵と酒文化を体感できます。
13
【宿泊】越後湯沢温泉
-
名うての温泉宿や知る人ぞ知る秘湯、個性豊かな外湯もあちこちに点在しています。川端康成の名作『雪国』の舞台として有名になりましたが、スキーのメッカとしても有名。気軽に立ち寄れる公営の温泉浴場が6ヶ所あるなど、行楽帰りにも満喫できる温泉地です。近ごろ人気の「足湯」を無料体験できる施設が越後湯沢駅西口近くに設置され、ますます魅力的になりました。駅からの徒歩圏内にスキー場が多いことも魅力です。
14
大源太湖
-
大源太川を日本初のアーチ式ダムでせき止めて誕生した「大源太湖」。雄大な大源太山をはじめとする自然に囲まれ、四季折々の美しい景観を楽しめます。特に秋は湖畔の紅葉が水面に映り込み、絵画のような絶景を堪能できます。遊歩道が整備されており、散策やボート遊びも人気。自然の中でゆったりと過ごせる憩いのスポットです。
15
魚野の里
-
「魚野の里」は、鮮魚センター・お土産処・越後地酒蔵・郷土料理処の4エリアからなる複合施設。南魚沼産コシヒカリや越後の地酒、日本海の海の幸などが揃い、買い物や食事が楽しめます。
名物の「笹団子ソフト」や「魚沼焼まんじゅう」といったスイーツのほか、布海苔(ふのり)をつなぎに使った新潟名物「へぎそば」も味わえるのが魅力です。
16
越後松代棚田群 星峠の棚田
-
十日町市を代表する絶景スポット「星峠の棚田」は、大小さまざまな約200枚の水田が斜面に広がり、魚の鱗のような美しい景観をつくり出します。季節や時間帯によって表情を変え、特に雲海や水鏡が広がる時期は全国から多くのカメラマンが訪れる人気の撮影地。2022年には農林水産省の「つなぐ棚田遺産」にも認定されています。
17
美人林
-
松之山松口に広がる約3ヘクタールの丘陵に、樹齢100年ほどのブナの木々が立ち並ぶ「美人林」。大正末期に伐採された後、翌年一斉に芽吹いたことから現在の姿となり、その端正な立ち姿からこの名で呼ばれるようになりました。
秋になると林内は黄色やオレンジに染まり、陽光に照らされた紅葉がまるで絵画のような光景を生み出します。静けさに包まれた林を歩けば、鮮やかな紅葉と自然の息吹を存分に感じられる人気スポットです。