ようやく解禁!今シーズン開園初日のたきがしら湿原と大尾不動滝/阿賀町


2022年05月08日 328ビュー

ようやく阿賀の山々にも春が来た

4月も終わり、新潟市では気温が上がり上着のいらない日が増えてきました。
そんな中、阿賀町の旧上川の山中にある全周5キロほどの人工湿地、たきがしら湿原が4月29日に開園し、ミズバショウが見ごろを迎えていると聞いたので行ってみました。
それと帰りには、マニアからの評価の高い大尾不動滝にも少々。
うーん、天気がちょっと心配…。
国道49号線から県道227号線の室谷津川線、県道228号線の柴倉津川線と進みます。日帰り温泉の七福荘を過ぎたあたり、風光明媚な山間の集落を抜けると新緑のブナが眩しい。このあたりは冬期間は通行止めになっているようです。
そして、山道を少し走ると着きました。たきがしら湿原。
そもそも人工の湿原は全国的にも珍しいものだそうです。
元々、この地域には「滝首(たきがしら)」という集落があったそうですが、限界集落となり昭和51年に集団移転。その後、荒れていた集落の水田と小川、それに周囲の森林を活用して整備して誕生したものだそう。
人工の湿地とはいえ、四季折々の山野草や様々なトンボや水生昆虫が生息しているほか、湿地の脇を流れる小川にも魚影が見え、自然を楽しむにはもってこいのロケーションだと思いました。

山にも春の訪れ

そして、お目当てのミズバショウ。
平地はすっかり夏が来そうな陽気が続きますが、こちらはまだまだ春到来といったところ。湿地の周囲の山には残雪もちらほら。
ほかにもよく見るとキクザキイチゲ(上)やリュウキンカ(下)など、さまざまな山野草を見つけることができます。
また、初日ということでハイキングの人たちも多数いたほか、管理している地元の人たちが案内板などを整備している姿も見られました。
湿原の貴重な動植物を保護する意味もあり、歩道がしっかり整備されているわけですが、ところどころには、こうして椅子やテーブルもあります。休憩だけでなく自然観察やスケッチにもありがたいですね。
 
また、管理棟となっている「見晴らし棟」も、2階部分が展望・休憩スペースになっています。夏の休憩は屋根があるほうがありがたいだろうなあ。
さらに1階部分は、湿地に関する情報がぎっしり。初夏の蛍の見ごろの時期や過去の紅葉の状況などがホワイトボードに記録されており、管理する地元の人たちの湿地への愛着を強く感じさせられました。
湿地に生息する昆虫の標本もありました。個人的には、初夏から盛夏あたりにトンボを見に来たいなあ。

たきがしら湿原

住所:新潟県東蒲原郡阿賀町七名3267-1乙68
開園期間:4月下旬~11月末
ゲート開閉時間:8時30分~17時(ホタルの時期は終日開放)
TEL:0254-92-4766(阿賀町役場 まちづくり観光課 観光商工係)

大尾不動滝に寄ってみた。

湿原に行く途中に見つけた看板がこれ。
徒歩6分とのことなんで、帰り道に寄ってみました。
とくに駐車場の案内は見当たりませんでしたが、入り口手前の道路が広くなっており、みなさん、そこに駐車して足を運ぶ模様です。
周囲のブナ林を流れる渓流が良い雰囲気で、なんかミネラルウォーターのテレビコマーシャルっぽい雰囲気。渓流の音って、それだけでも気持ちが良いですよね。
最初は緩やかなハイキングコースの趣ですが、徐々に岩場続きになってきます。
大きな岩はどれも苔が生していて、そこまで人の手が入っていないことを感じさせます。
多分、雨の降った後はすごく滑りやすい気がします。脇を流れる渓流までの落差は小さいとはいえ、そういう時は靴や服装に気を付けることはもちろん、杖などを用意した方が良いかも。というか無理は禁物な感じです。
天気の良い日なら全然大丈夫だとは思いますけれど。
到着しました。距離的には本当に「すぐそこ」っていう感じ。
なかなか迫力があります。落差は15メートルほど。水量はそこまでではないのですが、落ち方が美しい滝でした。
マイナスイオンがギンギン、みたいな感じです。滝周辺の空気がすごく気持ちよいです。
本当に徒歩6分足らずでこんな立派な滝があるとは思いませんでした。
それに道中の景色も本当に美しいです。夏はもちろんですけど、紅葉の季節などもとても良い気がします。ちょうど、熊が出やすい時期でもあるので、熊避けの鈴などあった方が良いかも。

大尾不動滝

住所:新潟県東蒲原郡阿賀町七名
TEL:0254-92-4766(阿賀町役場 まちづくり観光課 観光商工係)

まとめ

今回は4月29日、たきがしら湿原の今シーズン開園に合わせて行きましたが、季節によってどんどん変化していくんだろうな、と思いました。初夏、盛夏、晩夏、そして秋とそれぞれの季節でどんどん表情が変わるそうなので、大尾不動滝と合わせて何度か足を運んでみたいスポットでした。
また、湿原手前には日帰りの七福温泉七福荘があり、お蕎麦も美味しいそうなので、そちらも次回は行きたいなあ、と思いました。

今回のスポット

エリア

新潟・阿賀エリア

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この記事を書いた人
ヤマダ マコト

新潟市秋葉区在住。サラリーマンの傍らkindleストアで電子書籍にて地元・新潟を舞台にしたエンタメ小説を発表。インディーズながら一部で熱烈な人気を集め、どっちが本業か分からなくなりつつある中年男。