うまさぎっしり新潟美食旅スタンプラリー新発田編。加治川と酒、新発田城と庭師の物語/新発田市


2022年09月20日 690ビュー

うまさぎっしり新潟美食旅スタンプラリー2022

うまさぎっしり新潟美食旅スタンプラリー2022が開催されています。どこに行こうかなと考えて、小柴ぱせりの嫁ぎ先、義理親の故郷新発田を選んでみました。
スタンプラリーの特典を利用できるのはひとりにつきひとつなので、同行するだんなにも登録してもらいます。ちょっと時間がかかるので、出かける前に登録するのがオススメ。
今回は以下のように行程を組んでみましたよ。
道の駅加治川 > 菊水ショップ > 新発田総鎮守諏訪神社 > 清水園 > 白壁兵舎広報史料館売店

道の駅加治川

まずは道の駅加治川、観光案内所の壁面にうまさぎっしりのQRつきポスターが貼ってありましたので、そこでスタンプをゲット!・・・つい写真撮り忘れ。

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道の駅加治川のクーポン特典は
「1000円以上(税込)お買い上げの方、七葉松味噌ドーナツ1個プレゼント」です。
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道の駅 加治川

道の駅 加治川

住所:新潟県新発田市横岡1147
営業時間:
物産販売所 & 農産物直売所 9:00-18:00
レストラン11:00-21:00(LO.20:00)
テイクアウト10:00-21:00 ※ジェラートは15:00まで
サクラベーカリー7:00-15:00
休業日:第3火曜日(サクラベーカリーは第4水曜日)
駐車場:76台 *EV充電器 / 2台
TEL:
0254-20-7393(物産販売所 & 農産物直売所)
0254-28-3028(レストラン & テイクアウト)
0254-28-0593(サクラベーカリー)

菊水ショップ

菊水ショップへ。
レジ下にうまさぎっしりのQRつきポスターが貼ってありましたので、そこでスタンプをゲット!
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菊水ショップのクーポン特典は
「1000円以上(税込)の方、お会計100円OFF」です。
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菊水酒造社員が施設内を案内する、菊水日本酒文化研究所・庭園の見学は事前予約が必要です。
所要時間は約1時間とのことなので、朝1番の10時にお願いしました。
菊水酒造は創業当時から加治川の脇にありましたが、昭和41年42年と2度にわたって水害にあいました。氾濫する加治川の河川改修に伴って、河川改修で出た土砂を田んぼだったところに堆積させて整地、昭和44年に新しい酒蔵を再建します。
そして昭和47年、日本初の生原酒「ふなぐち菊水一番しぼり」の製造がはじまります。
 
見学した「菊水日本酒文化研究所」は、飲むお酒が多様化して日本酒離れが進む中、日本酒のおもしろさを伝えたい、お酒の物語を楽しんでほしいという想いから、平成18年の創業125年を迎えるにあたり平成16年に設立。平成30年に一般公開。
翌年には蔵元高澤家の日本庭園の公開と、本社敷地内に売店を開設しました。
研究所の中、創業者の名を冠した節五郎蔵では、伝統的な酒造りを行う酒蔵の様子を見学。タンクが並ぶ仕込み室では、仕込んで10日目のぶくぶく発酵しているお酒に出会いました!
ぶくぶく言うのは二酸化炭素の炭酸ガスで、タンクの中は酸素が薄くてふた呼吸で酸欠になる危険な場所だとか。
職人さんは新人の頃から「落ちたら助からないので落ちるな」と言われたそうです。
 
小窓から覗いているのは麹室。ここでの麹造りは手作業手作りで行われていて、酒造りの大切な技術の伝承の一翼を担っているそうです。
 
ちなみに、菊水酒造で仕込むお酒では、長野県諏訪地方の酒蔵さんから生まれた酵母も使っているそうで、諏訪近くに住んでいた私にとってはすごく親近感のわくお話でした。
菊水といえば『ふなぐち』、貯蔵前も出荷前にも、まったく火入れをしていないアルコール度19度の生原酒。
ふなぐちは酒造りの現場から生まれた言葉で、「ふねの口」が由来。お酒を搾る道具を『槽(ふね)』といい、その酒槽のくちからちょろちょろと流れ出るしぼりたてのお酒を菊水では『ふなぐち』と呼んでいました。
しぼりたてを試飲したお客様がこれを商品化してほしいと、ふなぐち菊水一番しぼりが商品化されました。

一番しぼりの呼び名は某ビールにも使用されていますが、菊水のほうが先。なんでも某ビール会社から「名前を使わせてほしい」と話があったとか。酒文化を広めたい思いの菊水はそれを了承。むこうは「搾り」、菊水は「しぼり」と変えているという話がありました。
ほか、酒にかかわる3万点もの文化的資料の一部を見ることができます。
NHKの朝のドラマ、スカーレットのモデルになった作家さんの器もありました。奥には書籍や紙もの(引札チラシ)のコーナーもあり、研究の参考に来る学者さんもいるらしいですよ。
 
菊水日本酒文化研究所のあとは蔵元髙澤家の庭へ。京都・銀閣寺の出入り庭師であり新潟県内を中心に名園を残している庭匠 田中泰阿弥が、更地から作庭した庭園です。
庭匠 田中泰阿弥ってどこかで聞いた・・・ああ!新潟市江南区の北方文化博物館のお庭もこの方が作っていました!
水害を考慮して、枯山水の庭を作庭。雨ではない景色を見てみたいです。
庭のあとは売店、菊水ショップへ。
数々のお酒の中には、ショップ限定のお酒もあり、他にも酒粕、酒器やつまみなどが販売中です。ふなぐちのワンカップも発見!しかも見学で教えてもらったお酒の色パッケージの、飲み比べワンカップ商品!
しぼったばかりのお酒の色は緑がかかっていて、熟成すると山吹色、更に褐色へと変わってゆくのですが、その色をパッケージで表現しているんだそうです。
もちろん基本ふなぐちなので全部アルコール度数19度!ワンカップは開けたら最後フタがないので、全部飲み比べをしてみたいけど、複数人数でやらないとへべれけになりそうですね。
菊水ショップ

菊水ショップ

住所:新潟県新発田市島潟750 菊水酒造株式会社内
営業時間:9:30~16:30
休業日:月曜日(祝日の場合は翌営業日)
電話:0254-24-5544

菊水日本酒文化研究所・庭園の見学
・案内時間 ①10:00~ ②10:30~ ③14:00~ ④14:30~
・所要時間 約60分
・料金 無料
・お申込み方法 お電話またはメールフォームにて受け付けております。
見学受付時間:菊水ショップ休業日を除く営業時間内

長野県諏訪地方に鎮座する諏訪大社の分社で、諏訪大社から下賜された御柱が新発田に立っています。
新発田と諏訪地方のつながりはコチラにもありました!
現在の御柱は、令和4年6月に賜った諏訪大社下社の春宮一之柱です。
そして、新発田藩初代藩主の溝口秀勝侯も祀られています。
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新発田総鎮守 諏訪神社のクーポン特典は
「御朱印やお守り、おみくじを受けた(購入された)方に、御神米をプレゼント」です。
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主神 : 建御名方命 (タケミナカタノミコト) 豊かな生活を支える神様
配神 : 八坂刀賣命 (ヤサカトメノミコト) 建御名方命の妃神
相殿 : 藩祖溝口大祖源秀勝朝臣命
(ハンソミゾグチオオミオヤミナモトノヒデカツアソンノミコト) 新発田藩 初代藩主
新発田総鎮守 諏訪神社

新発田総鎮守 諏訪神社

住所:新発田市諏訪町1-8-9
電話:0254-22-2339

清水園

次は、清水園へ。
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清水園のクーポン特典は
「入園料大人:700円→600円、小中学生:300円→250円」です。
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受付にスタンプラリーのQRがあるので、入園前にチェックしましょう。
お昼時なのでまず園内の米蔵ココロにてランチにします。あ、米蔵ココロを利用して清水園を見学すると、入園料が特別割引入園料大人450円です。クーポン特典より格安です。
私は限定メニュー「えちごもち豚のビビンパランチ」1200円(税込み)を選び、だんなはオムライスとハンバーグとデザートのついたココランチ1350円(税込み)。ハンバーグ大好きだんなは、大人のお子様ランチと喜んでいましたよ。
店長さんが考案したお麩のお料理もオススメです。

米蔵ココロ

(食事利用のみの方は清水園入り口で伝えてください)
住所:新潟県新発田市大栄町7-9-32 清水園内
電話:0254-28-7378
定休日:水曜日、他不定休
営業時間:  11:30~14:30、 17:30~22:00
駐車場:清水園と共同

清水園のお庭を見学。こちらも菊水の庭と同じ庭匠 田中泰阿弥の作です。
田中泰阿弥 日本の作庭家、庭師。新潟県柏崎市出身
京都 銀閣寺「洗月泉」の石組みを発見、その後発掘及び修復。銀閣寺石組みの発掘以来、銀閣寺出入りの庭師となる。
以降、新潟の清水園(新発田市)、渡邉邸庭園(関川村)、北方文化博物館(新潟市江南区)、菊水酒造高澤邸(新発田市)などの作庭、修復に関わっています。
 田中泰阿弥とは 清水園HPより
溝口家が統治してきた新発田藩、その溝口家が曹洞宗高徳寺の跡地に作った下屋敷清水谷御殿。初代藩主秀勝の次男善勝が分家して沢海藩の藩祖となりましたが、のちに沢海の北方文化博物館が清水園も管理することになるとは、なんだか物語がつながる旅ですね。
清水園

清水園

住所:新潟県新発田市大栄町7丁目9-32
電話:0254-22-2659/FAX:0254-22-0171
入場料:大人700円/小・中学生300円(小・中学生は日曜日・祝日は入園無料)
【お食事予約の方には特別割引入園料 大人450円/小・中学生150円】
開園時間:3〜10月/9:00〜17:00
      11〜2月/ 9:00〜16:30
休園日:1月と2月の水曜日と年末/※イベント・お茶会等の開催日を除く
お問い合わせメール:shimizuen2001@bh.wakwak.com

白壁兵舎広報史料館

最後に白壁兵舎広報史料館へ。
白壁兵舎広報史料館は、明治7年(1874年)新発田城に、編成まもない陸軍の兵舎として建てられたもので、7割は旧部材を利用して2014年に移築復元。現存している旧軍兵舎としては、国内最古のものであり、2022年現在で築148年の建物になります。
旧部材の中には新発田城本丸の建物を取り壊し利用したものがあり、展示されています。
建設にあたっては、フランス式の兵制に基づくトラス組みで設計され、日本の大工が製作するという「トラスと船肘木(ふなひじき)」という和仏折衷の小屋組みです。
建設当初、外壁が白の漆喰(しっくい)で仕上げられていたことから、通称「白壁兵舎」と呼ばれるようになりました。
白壁の美しさ、トラス梁の魅力、陸軍マーク入り鬼瓦、頑強な基礎工事といい、建築好きの私にとってそそられる建物です!
展示資料は、新発田藩政時代の史料、移築復元の資料、新発田駐屯地にいた歩兵16連隊(当時2800名ほど)についての歴史資料、陸上自衛隊第30普通科連隊に関する史料、災害派遣活動の記録写真など。そして映画「八甲田山」ほか撮影協力の資料などなど。
日清戦争の頃から日露、シベリア出兵、ガダルカナル島、ビルマなどなど、近代史の戦争のことがよく分かる資料が展示してあります。
受付で展示解説をお願いすることができ、じっくりゆっくり1時間半から2時間は楽しめます。長い方は4時間以上いらっしゃるとか。
マンガ「ゴールデンカムイ」の聖地らしいですよ。
 
白壁兵舎広報史料館からお願いを言づかりました。
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史料及び情報提供のお願い
白壁兵舎広報史料館では郷土にまつわる日本陸軍等の史料
(歩兵第16聯隊・116聯隊等の写真・戦地からの手紙・当時の生活用品・書籍等)
及び情報提供を募集しております。
ご協力宜しくお願いいたします。
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スタンプラリーのQRは史料館の売店にあります。
売店の入り口で出迎えてくれたのは、迷彩服に身を包んだ通称「西田」さん。本当にいらっしゃる方だそうですよ。肩にカエルが乗っていてカワイイ(^^)
店内には自衛隊員用の衣料や道具などと同じデザインの官品類似品や、自衛隊関連の食品、お土産品が並んでいます。こちらもじっくり楽しめます。
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白壁兵舎広報史料館売店のクーポン特典は
「1000円以上(税込み)お買い上げで「整列休め緑茶(500ml)」1本プレゼント」です。
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陸上自衛隊新発田駐屯地 白壁兵舎広報史料館

陸上自衛隊新発田駐屯地 白壁兵舎広報史料館

住所:新潟県新発田市大手町6-4-16
電話:0254-22-3151
入館料:無料
開館時間:9:00~16:00
開館日:月曜定休(祝日の場合は翌日休み)
駐車場:9台

スタンプラリーだけなら1日で巡れる行程ですが、1か所をじっくり見てしまうと時間が足りません。
実際のところ2回行きました(笑)
 
道の駅加治川 > 菊水酒造 > 新発田総鎮守諏訪神社 > 清水園 > 白壁兵舎広報史料館売店
 
この行程は、

氾濫する川 > 川と酒蔵の庭 > お諏訪さまと新発田藩溝口家初代藩主 > 溝口家と田中泰阿弥の庭 > 溝口家居城新発田城跡の現在 という、物語がつぎつぎとつながる旅でおもしろかったです。
 
スタンプラリー以外でも新発田観光するなら、蕗谷虹児記念館とか、王紋酒造見学とか、城下町和菓子屋めぐりとか、新発田ガスのガスタンク「ニコタン」(緑色がニコタンで、桃色はモモタン)とか、まだまだ奥深い市街地です。

今回寄ったところ

この記事を書いた人
小柴ぱせり

72年新潟市生まれ、99年結婚、夫婦二人暮らし。イラスト描きます。 読書、創作、映画、音楽、演劇、着物など、文化系多趣味で、ちょっと?鉄子。企画運営好き。 15年-18年は信州暮らし。
https://314musubiya.9nzai.net/