うまさぎっしり新潟美食旅スタンプラリー新発田編。加治川と酒、新発田城と庭師の物語/新発田市
うまさぎっしり新潟美食旅スタンプラリー2022
スタンプラリーの特典を利用できるのはひとりにつきひとつなので、同行するだんなにも登録してもらいます。ちょっと時間がかかるので、出かける前に登録するのがオススメ。
道の駅加治川 > 菊水ショップ > 新発田総鎮守諏訪神社 > 清水園 > 白壁兵舎広報史料館売店
道の駅加治川
「1000円以上(税込)お買い上げの方、七葉松味噌ドーナツ1個プレゼント」です。
道の駅 加治川
住所:新潟県新発田市横岡1147
営業時間:
物産販売所 & 農産物直売所 9:00-18:00
レストラン11:00-21:00(LO.20:00)
テイクアウト10:00-21:00 ※ジェラートは15:00まで
サクラベーカリー7:00-15:00
休業日:第3火曜日(サクラベーカリーは第4水曜日)
駐車場:76台 *EV充電器 / 2台
TEL:
0254-20-7393(物産販売所 & 農産物直売所)
0254-28-3028(レストラン & テイクアウト)
0254-28-0593(サクラベーカリー)
菊水ショップ
レジ下にうまさぎっしりのQRつきポスターが貼ってありましたので、そこでスタンプをゲット!
「1000円以上(税込)の方、お会計100円OFF」です。
所要時間は約1時間とのことなので、朝1番の10時にお願いしました。
ぶくぶく言うのは二酸化炭素の炭酸ガスで、タンクの中は酸素が薄くてふた呼吸で酸欠になる危険な場所だとか。
職人さんは新人の頃から「落ちたら助からないので落ちるな」と言われたそうです。
小窓から覗いているのは麹室。ここでの麹造りは手作業手作りで行われていて、酒造りの大切な技術の伝承の一翼を担っているそうです。
ちなみに、菊水酒造で仕込むお酒では、長野県諏訪地方の酒蔵さんから生まれた酵母も使っているそうで、諏訪近くに住んでいた私にとってはすごく親近感のわくお話でした。
ふなぐちは酒造りの現場から生まれた言葉で、「ふねの口」が由来。お酒を搾る道具を『槽(ふね)』といい、その酒槽のくちからちょろちょろと流れ出るしぼりたてのお酒を菊水では『ふなぐち』と呼んでいました。
しぼりたてを試飲したお客様がこれを商品化してほしいと、ふなぐち菊水一番しぼりが商品化されました。
一番しぼりの呼び名は某ビールにも使用されていますが、菊水のほうが先。なんでも某ビール会社から「名前を使わせてほしい」と話があったとか。酒文化を広めたい思いの菊水はそれを了承。むこうは「搾り」、菊水は「しぼり」と変えているという話がありました。
NHKの朝のドラマ、スカーレットのモデルになった作家さんの器もありました。奥には書籍や紙もの(引札チラシ)のコーナーもあり、研究の参考に来る学者さんもいるらしいですよ。
菊水日本酒文化研究所のあとは蔵元髙澤家の庭へ。京都・銀閣寺の出入り庭師であり新潟県内を中心に名園を残している庭匠 田中泰阿弥が、更地から作庭した庭園です。
庭匠 田中泰阿弥ってどこかで聞いた・・・ああ!新潟市江南区の北方文化博物館のお庭もこの方が作っていました!
水害を考慮して、枯山水の庭を作庭。雨ではない景色を見てみたいです。
しぼったばかりのお酒の色は緑がかかっていて、熟成すると山吹色、更に褐色へと変わってゆくのですが、その色をパッケージで表現しているんだそうです。
もちろん基本ふなぐちなので全部アルコール度数19度!ワンカップは開けたら最後フタがないので、全部飲み比べをしてみたいけど、複数人数でやらないとへべれけになりそうですね。
菊水ショップ
住所:新潟県新発田市島潟750 菊水酒造株式会社内
営業時間:9:30~16:30
休業日:月曜日(祝日の場合は翌営業日)
電話:0254-24-5544
菊水日本酒文化研究所・庭園の見学
・案内時間 ①10:00~ ②10:30~ ③14:00~ ④14:30~
・所要時間 約60分
・料金 無料
・お申込み方法 お電話またはメールフォームにて受け付けております。
見学受付時間:菊水ショップ休業日を除く営業時間内
諏訪神社
新発田と諏訪地方のつながりはコチラにもありました!
現在の御柱は、令和4年6月に賜った諏訪大社下社の春宮一之柱です。
そして、新発田藩初代藩主の溝口秀勝侯も祀られています。
「御朱印やお守り、おみくじを受けた(購入された)方に、御神米をプレゼント」です。
配神 : 八坂刀賣命 (ヤサカトメノミコト) 建御名方命の妃神
相殿 : 藩祖溝口大祖源秀勝朝臣命
(ハンソミゾグチオオミオヤミナモトノヒデカツアソンノミコト) 新発田藩 初代藩主
新発田総鎮守 諏訪神社
住所:新発田市諏訪町1-8-9
電話:0254-22-2339
清水園
「入園料大人:700円→600円、小中学生:300円→250円」です。
お昼時なのでまず園内の米蔵ココロにてランチにします。あ、米蔵ココロを利用して清水園を見学すると、入園料が特別割引入園料大人450円です。クーポン特典より格安です。
店長さんが考案したお麩のお料理もオススメです。
米蔵ココロ
(食事利用のみの方は清水園入り口で伝えてください)
住所:新潟県新発田市大栄町7-9-32 清水園内
電話:0254-28-7378
定休日:水曜日、他不定休
営業時間: 11:30~14:30、 17:30~22:00
駐車場:清水園と共同
京都 銀閣寺「洗月泉」の石組みを発見、その後発掘及び修復。銀閣寺石組みの発掘以来、銀閣寺出入りの庭師となる。
以降、新潟の清水園(新発田市)、渡邉邸庭園(関川村)、北方文化博物館(新潟市江南区)、菊水酒造高澤邸(新発田市)などの作庭、修復に関わっています。
田中泰阿弥とは 清水園HPより
清水園
住所:新潟県新発田市大栄町7丁目9-32
電話:0254-22-2659/FAX:0254-22-0171
入場料:大人700円/小・中学生300円(小・中学生は日曜日・祝日は入園無料)
【お食事予約の方には特別割引入園料 大人450円/小・中学生150円】
開園時間:3〜10月/9:00〜17:00
11〜2月/ 9:00〜16:30
休園日:1月と2月の水曜日と年末/※イベント・お茶会等の開催日を除く
お問い合わせメール:shimizuen2001@bh.wakwak.com
白壁兵舎広報史料館
旧部材の中には新発田城本丸の建物を取り壊し利用したものがあり、展示されています。
建設にあたっては、フランス式の兵制に基づくトラス組みで設計され、日本の大工が製作するという「トラスと船肘木(ふなひじき)」という和仏折衷の小屋組みです。
建設当初、外壁が白の漆喰(しっくい)で仕上げられていたことから、通称「白壁兵舎」と呼ばれるようになりました。
白壁の美しさ、トラス梁の魅力、陸軍マーク入り鬼瓦、頑強な基礎工事といい、建築好きの私にとってそそられる建物です!
受付で展示解説をお願いすることができ、じっくりゆっくり1時間半から2時間は楽しめます。長い方は4時間以上いらっしゃるとか。
マンガ「ゴールデンカムイ」の聖地らしいですよ。
白壁兵舎広報史料館からお願いを言づかりました。
白壁兵舎広報史料館では郷土にまつわる日本陸軍等の史料
(歩兵第16聯隊・116聯隊等の写真・戦地からの手紙・当時の生活用品・書籍等)
及び情報提供を募集しております。
ご協力宜しくお願いいたします。
スタンプラリーのQRは史料館の売店にあります。
店内には自衛隊員用の衣料や道具などと同じデザインの官品類似品や、自衛隊関連の食品、お土産品が並んでいます。こちらもじっくり楽しめます。
「1000円以上(税込み)お買い上げで「整列休め緑茶(500ml)」1本プレゼント」です。
陸上自衛隊新発田駐屯地 白壁兵舎広報史料館
住所:新潟県新発田市大手町6-4-16
電話:0254-22-3151
入館料:無料
開館時間:9:00~16:00
開館日:月曜定休(祝日の場合は翌日休み)
駐車場:9台
実際のところ2回行きました(笑)
道の駅加治川 > 菊水酒造 > 新発田総鎮守諏訪神社 > 清水園 > 白壁兵舎広報史料館売店
この行程は、
氾濫する川 > 川と酒蔵の庭 > お諏訪さまと新発田藩溝口家初代藩主 > 溝口家と田中泰阿弥の庭 > 溝口家居城新発田城跡の現在 という、物語がつぎつぎとつながる旅でおもしろかったです。
スタンプラリー以外でも新発田観光するなら、蕗谷虹児記念館とか、王紋酒造見学とか、城下町和菓子屋めぐりとか、新発田ガスのガスタンク「ニコタン」(緑色がニコタンで、桃色はモモタン)とか、まだまだ奥深い市街地です。
今回寄ったところ
72年新潟市生まれ、99年結婚、夫婦二人暮らし。イラスト描きます。 読書、創作、映画、音楽、演劇、着物など、文化系多趣味で、ちょっと?鉄子。企画運営好き。 15年-18年は信州暮らし。
https://314musubiya.9nzai.net/