河井継之助と酒を訪ねる旅のススメ〈番外編〉 電車で『峠』の舞台へ/長岡市


2022年06月17日 7683ビュー
こんにちは。
〈深く、濃く、美しく 新潟を伝える保存版観光誌〉『新潟発R』の編集長をしております髙橋真理子です。
新潟県長岡地域振興局さんとのコラボ企画で投稿させていただきます。

いよいよ公開を迎えた映画『峠 最後のサムライ』。
 これまで「たびきち」で、河井継之助ゆかりの地と、その地で醸される日本酒を楽しむ〈歴史と酒を巡る旅〉を3回に渡って投稿させていただきました。今回は番外編として、酒旅と相性のよい電車を使って訪ねることができるスポットを、最寄り駅とともにご紹介します。
車内でカップ酒!というのも、酒旅ならではの贅沢です。

長岡駅大手口から城跡を歩き、記念館&酒屋へ

JR長岡駅には上越新幹線と信越本線、そして隣の宮内駅から分岐する上越線が乗り入れています。
 
長岡城は、継之助が仕えた長岡藩主の牧野忠成が1618(元和4)年に完成させました。築城は牧野家の前に長岡藩を治めていた堀氏の時代に始まり、牧野家が継承。長岡城は北越戊辰戦争で2度にわたって落城し、ほぼ焼失。残念ながら現在はその遺構を見ることはできません。
長岡城の本丸があった長岡駅大手口の駅前広場には「長岡城本丸跡の碑」が立っています。
大手口の駅前広場から入る地下通路の壁面には「長岡城 元旦年賀登城の図」が掲げられています。往時の繁栄が伝わってきます。
長岡城はその構造から、「苧引形兜城(おびきがたかぶとじょう)」とも呼ばれています。天守閣はなく、御三階(おさんがい)と呼ばれる櫓がその役割を果たしていたそうです。
長岡駅から直結し、市役所やアリーナ、ナカドマと呼ばれる屋根付き広場がある複合施設「アオーレ長岡」の一角には、「長岡城の二の丸跡の碑」があります。
2万人もの侍と家族、町人や商人が暮らしたといわれる長岡城を想像しながら、河井継之助の生家跡にある「河井継之助記念館」へ向かいましょう。駅から記念館までは徒歩約8分です。
2006年にオープンした記念館の1階には、1868(慶応4)年に長岡藩が2門購入したガトリング砲の複製や、ブーツを履いた継之助のブロンズ像などが展示されています。
継之助の生涯をわかりやすく紹介するパネルもあります。継之助の書や司馬遼太郎の『峠』の直筆原稿(複製)や初版本など、貴重な資料も展示されています。
長岡市や小千谷市、新潟市、南魚沼市、関川村など県内各地で行われた映画のロケ地を紹介するコーナーもあります。
当時の面影を残す庭にはかつては松の木があり、それが天に登る龍のような形であったことから、継之助の号を蒼龍窟(そうりゅうくつ)としたといわれています。往時の松は現存しませんが、2009年に継之助終焉の地である福島県只見町から、樹齢約30年の松の木が移植されました。記念館では、映画の公開に合わせた企画展なども予定しています。公式サイトを確認して、出かけましょう。
河井継之助記念館

河井継之助記念館

長岡市長町1丁目甲1675-1
TEL.0258-30-1525
開館時間/10:00~17:00(入館は~16:30)
休館/12月28日~1月4日(臨時休館あり)
入館料/大人200円、高校・大学生150円、小・中学生100円

河井継之助記念館から徒歩約3分の場所には「山本五十六記念館」もあります。
 
さらに、まちの駅〈越後長岡 酒と味の駅〉「佐田酒店」も記念館から徒歩数分の場所にあります。
店主の佐田晃さん。先代がみそとしょうゆの醸造元だったことから、現在でも「越のむらさき」「キッコーシン 郷土の実」など長岡のメーカーが造るこだわりのしょうゆを販売しています。長岡市の蔵元をはじめ県内各地の銘酒を取りそろえているので、季節限定も含めたおすすめを佐田さんに聞いてみましょう。
佐田酒店

佐田酒店

長岡市関東町1-6
TEL.0258-32-3517
営業時間/8:30~21:00
定休日/なし

長岡駅大手口側でもう1店、訪ねてほしい酒屋さんが「花と酒 和泉屋」。長岡駅から徒歩約15分です。創業は1918(大正7)年という老舗で、現在も花と地酒を販売しています。
店主の樺沢和勇(かずお)さんと夏江さん。
和勇さんの祖父が戦艦三笠に乗船していたときの帽子など、貴重な品も保管しています。現物を見たい場合は、事前に連絡を入れておきましょう。
長岡藩の酒蔵を譲り受けた柏露酒造の地酒やリキュール。
「米百俵」の代表銘柄のほかに季節ごとにさまざまな種類が登場する「六郎次(ろくろうじ)」シリーズが人気の栃倉酒造など、長岡市の酒蔵を中心に、レアな商品も扱っています。
花と酒 和泉屋

花と酒 和泉屋

長岡市千手3-10-6
TEL.0258-35-8822
営業時間/8:00~19:00
定休日/不定休

長岡駅東口から、伝統校の2つの資料館へ

JR長岡駅の東口から徒歩圏内に、公立学校併設の、一般に公開されている2つの資料館があります。東口から約5分歩くと、1874(明治7)年に国漢学校として創立された阪之上小学校に到着します。
阪之上小学校では、長岡の教育の原点となっている「米百俵の精神」が受け継がれ、校内の「伝統館」には貴重な資料が保管、展示されています。
 
北越戊辰戦争に敗れ、焼け野原となった長岡城下に、長岡藩の支藩だった三根山藩(新潟市西蒲区・旧西蒲原郡巻町)から見舞いとして百俵の米が贈られてきたとき、長岡藩大参事の小林虎三郎はその米を売却し、国漢学校設立の資金にしました。この学校が、阪之上小学校のルーツです。
米百俵のエピソードは山本有三の戯曲『米百俵』によって、さらに小泉純一郎元首相が所信表明演説で故事を引用したことから、広く知られるようになりました。
 
「伝統館」の米百俵コーナーには、長岡市内の「ハイブ長岡」に展示されている彫像「米百俵の群像」のオリジナルや、米百俵の精神を伝える貴重な資料が展示されています。
 
長岡城の復元模型も展示されているので、大手口からの散策前に立ち寄ってみるのもいいですね。長岡城の繁栄から北越戊辰戦争での敗戦、そこからの復興。年齢を問わず長岡市の歴史や、人材育成を大切にしてきた精神を体感できる場所です。
 
阪之上小学校 伝統館

阪之上小学校 伝統館

長岡市今朝白1-11-21
TEL.0258-32-2134
開館時間/9:30~16:00(要予約)

もう一つの資料館は、新潟県立長岡高等学校の資料室を拡充し、隣接する和同会館に2004年に開館した「記念資料館」です。
 
長岡高校の開校は1872(明治5)年。継之助の友人でもあった当時大参事の三島億二郎(戊辰戦争後、川島から改名)が長岡洋学校として設立し、初代校長に就任。
億二郎は江戸在勤中に佐久間象山の教えを受け、吉田松陰とも親交があったそうです。
開校時から英語教育や欧米の歴史などもカリキュラムに組み入れ、国際的な視野を持った人材育成を目指していました。
記念資料館では、長岡藩校が誕生し、現在の長岡高校になるまでの出来事や偉人たちについて、資料や写真で知ることができます。これまでに10度校名を改めたことからも、激動の時代の中で先人たちが教育を支えてきた苦労がわかります。
 
三島億二郎や小林虎三郎、山本五十六などの学校ゆかりの偉人たちの資料や作品も見ることができます。
長岡高校 記念資料館

長岡高校 記念資料館

長岡市学校町3-13-10(長岡高校和同会館内)
TEL.0258-33-5114
開館時間/10:00~15:00
休館日/土・日曜・祝日(団体は要予約)
入館料/無料(維持費協力金任意)

2つの資料館を見学した後は長岡駅に戻り、構内の酒スポット「ぽんしゅ館長岡驛店」へ。
今や新潟県の“名所”ともいえる存在となった、ぽんしゅ館の利き酒コーナー「越後乃酒蔵 唎酒番所」。
越後湯沢駅、新潟駅、そして長岡駅の構内にある利き酒マシンでは、県内全酒蔵の地酒が1コイン(500円)で5種類味わえます。
『峠』の舞台の一つ、小千谷市の新潟銘醸「プレミアム888」も!
 
店内では地酒の販売のほか、米王国・新潟ならではの米菓や、みそ、しょうゆなどの発酵食品、陶器やガラス器など、新潟が誇る食文化と技が大集合! 見ているだけでワクワクします。
ぽんしゅ館 長岡驛店

ぽんしゅ館 長岡驛店

長岡市城内町1-611-1(CoCoLo長岡本館2F)
TEL.0258-94-4313
営業時間/9:00~19:30(唎酒番所は10:00~19:00 LO18:45)
休館日/なし
唎酒番所/500円(メダル5枚)


信越本線・前川駅から決意の地へ

次の下車駅は、長岡駅から信越本線で直江津方面へ2つ目。宮内駅隣の前川駅です。
宮内駅は長岡藩が本陣を構えた光福寺がある発酵の町・摂田屋の最寄り駅です。

 
駅から徒歩約5分の場所に佇む小さな神社、前島神社へ。
ここは、1868年5月2日に小千谷で行われた継之助と新政府軍の談判が決裂した後、長岡藩軍事総督だった継之助が開戦を決意した地として知られています。
社の脇には石碑が立っています。
 
「小千谷談判」翌日の5月3日、この地で継之助は、友人の川島億次郎(後に三島億二郎に改名)と会い、非戦を訴えていた川島に継之助は「もし和するなら、我を切り3万両とともに差し出せ。さすれば戦争は避けられる」と言い、億次郎は「是非もなし。死生をともにせん」と応じました。映画『峠 最後のサムライ』では、榎木孝明さんが川島億次郎を演じています。
神社から信濃川までは徒歩数分。土手まで歩き、のどかな風景の中で川風を受けながら、2人の気持ちに思いを馳せてみたいですね。

前島神社

長岡市前島町226
見学時間/自由

信越本線・来迎寺駅から、酒蔵&グルメ散歩

前川駅から直江津方面へ1つ目の駅が来迎寺(らいこうじ)。この駅は、「朝日山」「久保田」「越州」などの銘柄で知られる朝日酒造の最寄り駅です。
駅から酒蔵までは徒歩約15分。田園風景の中、道の脇にはせせらぎが流れ、道祖神が祀られています。手向けられた野の花から、地元の人たちの先人や土地への愛情が伝わってきます。何度歩いても清々しさを体感できる、すてきな散歩道です。
朝日酒造に到着する少し前、右手にあるのが、朝日酒造の創立者・平澤與之助氏の住宅だった「松籟閣(しょうらいかく)」。月・水・金曜限定で見学も可能です。
1934(昭和9)年に建てられ、中央には伝統的な和風建築の主屋棟、向かって右手に洋風の応接棟があります。
2001年に朝日酒造の製品倉庫建設の際に曳家で移築。2018年には国指定重要文化財となりました。
応接室を設計したのは、新潟市の「鍋茶屋」や「新津記念館」も手がけた清水組(現・清水建設)の大友弘さん。
寝室にあるアールデコ調の丸窓もお洒落です。

松籟閣

長岡市朝日980-1
TEL.0258-92-3181(朝日酒造 平日9:00~17:00)
開館日時/5月16日~11月30日、月・水・金曜(祝日の場合は閉館)、11:00~14:00 ※雨天の場合は施設保全のため休館、イベント開催時臨時休館あり
入館料/無料

松籟閣向かいの里山には「長岡市もみじ園」があり、紅葉シーズンだけでなく、グリーンシーズンも趣のある風景が楽しめます。園内の巴ヶ丘山荘の部屋から、また園内の「和café越路もみじの茶屋」でドリンクやスイーツを味わいながら満喫したいですね。
朝日酒造がある長岡市の越路地域は田園地帯であり、多数の名杜氏を輩出してきた越路杜氏の里でもあります。
かつては、春から初秋に米を作り、晩秋から初春まで、県内外の酒蔵へ集団で酒造りに出ていました。現在は通年雇用の酒蔵が増え、杜氏集団の出稼ぎも消えつつありますが、越路杜氏の伝統の技、米作りに妥協しない姿勢は、今もこの地の酒蔵に受け継がれています。
 
朝日酒造には2人の杜氏がいます。
1995年に竣工した朝日蔵の杜氏を務めるのは、小千谷市出身の山賀基良さん。
朝日蔵では「久保田 萬寿」「久保田 純米大吟醸」など、大吟醸クラスの高級酒が造られています。
2011年に竣工した松籟蔵の杜氏を務めるのは、長岡市出身の大橋良策さん。
松籟蔵では、酒蔵の根幹を支える「久保田 千寿」をはじめ、食事とともに楽しめる高品質な日常酒や、さまざまな個性をもった季節限定酒も手掛けています。
 
酒蔵見学は季節限定で実施する「60分製造工程見学コース」と、通年実施の「20分見学コース」がありますが、現在は「20分見学コース」のみ実施しています。
「20分見学コース」はステンドグラスが美しいエントランスホールを見学し、酒蔵の歴史や酒造りについて説明を受けた後、向かいの「酒楽の里 あさひ山」で試飲を楽しめます。
 
朝日酒造

朝日酒造

長岡市朝日880-1
TEL.0258-92-3181
【酒蔵見学(20分コース)】
予約不要、無料、通年11:00、12:00、13:00、14:00~。
定休日/日曜・祝日、年末年始、ホールイベント時(GWや長岡花火、お盆、もみじまつり時期に実施する場合もあり。詳細は公式サイトで確認を)

酒蔵見学の試飲会場となるのが酒蔵向かいにある「酒楽の里 あさひ山」。
季節限定を含め、朝日酒造の商品のほぼ全種類を販売するほか、自社オリジナルの限定酒「勝保(かつほ) 純米吟醸酒」を販売しています。このお酒は地元の勝保地区の棚田で育てた特別栽培米五百万石を使った、里山の恵みを凝縮したお酒。レギュラーと夏季限定の2種類があります。
オリジナルの酒肴や、県内各地から厳選した酒器、小粋な豆皿なども販売。お土産や、日々使いたいお気に入りのグッズが見つかりそうです。
 
同じ建物内には朝日酒造のお酒と、食事や酒肴が楽しめる「あさひ山 蛍庵」があります。
地元で契約栽培するそば粉と海藻の布海苔を使ったせいろそばや、天ぷら、新潟の郷土料理などが味わえます。
お酒は、「勝保」と、朝日酒造の全銘柄、それらの飲み比べセットなど多彩なラインナップ。里山の自然を満喫した後に、ゆっくりと、地酒と里の幸に舌鼓を打ちたいですね。
酒楽の里あさひ山/あさひ山蛍庵

酒楽の里あさひ山/あさひ山蛍庵

長岡市朝日584-3
TEL.0258-92-6070(酒楽の里)0258-92-6672(蛍庵)
営業時間/10:00~18:00(酒楽の里) 11:00~17:30(ランチLO15:00、カフェLO17:00)(蛍庵)
定休日/元旦


来迎寺駅最寄りスポットでもう一つおすすめしたいのが、2021年6月にオープンした「越路ていしゃば交流施設ここらて」。
かつて「ていしゃば通り」と呼ばれていた来迎寺駅前の賑わいを取り戻そうと、地元経営者たちがタッグを組み、設立。
1階にはフードコートがあり、パン屋、カレー&デリ、カフェ、地元岩塚製菓の米菓直売所などが集います。2階はホテルになっているので、片貝の花火大会などイベントに合わせて利用できるのもうれしいですね。
フードコート内の「キャンパーズバル NOBUSHI」ではキャンプ飯とともに120種類以上のお酒やノンアルコールドリンクを取りそろえ、アウトドア気分が味わえます。
NOBUSIタコス。Tボーンステーキやアヒージョなど、さまざまなキャンプ飯をお酒とともに堪能できます。
向かいにある「中華ダイニング多礼(たれ)」のレバニラ炒め。横浜中華街や東京で修業した店主が作る本格自家製中華料理が評判です。こしじポークのレバニラ炒めをはじめ、特製濃厚坦々麺、自家製杏仁豆腐もおすすめ。麻婆豆腐はプラス150円すれば、石鍋で出てきます。
中華ダイニング多礼

中華ダイニング多礼

長岡市来迎寺字渋田甲2724-10
TEL.0258-86-0208
営業時間/11:00~14:30、17:00~21:00
定休日/水曜(祝日の場合は翌日)

2022年5月にオープンした「中華バル 酒鬼(じょうぐい)」の鴨タン。
店主が何度も中国に足を運んで研究した中華料理が自慢です。こだわりの中国酒とともに楽しめます。
中華バル 酒鬼

中華バル 酒鬼

長岡市来迎寺甲2725-5
TEL.0258-86-0882
営業時間/18:00~24:00
定休日/日曜・祝日、月曜不定休

越路ていしゃば交流施設ここらて

長岡市来迎寺甲2602-2
TEL.0258-86-5208
営業時間/9:00~19:00(運営施設)
※営業時間、定休日は店舗は施設によって異なる。詳細は公式サイトを参照

締めくくりは信越本線・押切駅。激戦の地を望む伝承館へ

最後の下車駅は押切駅。長岡駅から新潟方面へ、2駅目です。
駅から15分ほど歩くと「北越戊辰戦争伝承館」があります。
激戦地となった長岡市新組地域の住民たちから見た北越戊辰戦争の様子が、わかりやすい資料やジオラマなどから伝わってきます。
長岡城奪還戦ジオラマ。解説とともに戦いの場所が点灯。継之助率いる長岡藩がたどった道が一目でわかります。歴史に詳しい新潟県長岡地域振興局の担当者マコトさんも「ここは北越戊辰戦争について、とてもわかりやすく紹介されています。初心者にもおすすめ」と太鼓判を押すスポットです。
長岡城の奪還戦で最も多く使用された四斤山砲(よんきんさんぽう)のレプリカも展示されています。
 
2階には八丁沖を望むテラスがあります。
1868(慶応4)年7月24日の夜、継之助率いる長岡藩兵約700人が八丁沖を密かに渡り、翌日一気に城下に攻め入り長岡城を奪還しました。映画での八丁沖シーンは、新潟市西区の佐潟で撮影されました。

北越戊辰戦争伝承館

長岡市大黒町39-2
TEL.0258-21-2688(または科学博物館0258-32-0546)
開館期間・時間/4月1日~11月30日・10:00~16:00
休館日/開館期間中の月・金曜(祝日の場合は翌日)
入館料/無料

4つの駅からの、歴史と酒を訪ねる旅、いかがでしたか。
最後に電車旅の強い味方をご紹介します。

JR東日本が発売する「えちごワンデーパス」と「えちごツーデーパス」。
事前に、どんなルートで訪ねると無駄がないかなど、家族や友人とあれこれいいながら、計画を立てるのも旅の醍醐味。2つのパスを使いこなして、より濃密な電車旅に酔いしれてください。
 
 
撮影:高橋朋子
写真協力:阪之上小学校伝承館、朝日酒造、越路ていしゃば交流施設ここらて
この記事を書いた人
長岡・柏崎地域振興局★ふらっと旅を楽しみ隊

地域で親しまれている隠れたスポットや住民ならではの贅沢な時間の過ごし方があります。
初めて訪れた方でもバスや電車でふらりと行けるプチ旅行や時間の過ごし方をレポートします。