大安寺

だいあんじ

佐渡金銀山ゆかりの人々を供養

慶長11年(1606)、初代佐渡奉行・大久保石見守長安が創建した寺。山門へ登る長い石畳が美しく、本堂には「三つ葉葵」の寺紋を掲げています。長安が自分のために生前に建立した「逆修塔」、黎明期の佐渡金銀山の開発に努めた河村彦左衛門の供養塔「五輪塔」があり、両者は国指定の史跡。佐渡奉行所役人の墓も数多く残ります。

墓地の背後には、佐渡市の天然記念物に指定されているみごとなタブの林があります。鉱山発展による急激な都市化は、相川の自然を大きく変化させました。その中で変わらぬ原植生を伝えているのが寺や宮の森。大安寺の鬱蒼とした自然林も、タブの巨木・ヤブツバキ・マサキなど多くの植物が生育しています。

エリア
佐渡エリア
カテゴリー
神社仏閣

基本情報

住所新潟県新潟県佐渡市相川江戸沢町1
交通アクセス両津港から車で約50分
駐車場