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土曜日
今週の食材:雪下にんじん

雪下にんじんの3種盛り

雪下にんじんは、「雪の恩恵」を受けて美味しくなる、新潟ならではの産物です。除雪とともに掘りおこされるにんじんは、たっぷりと甘みが詰まっています。その理由は、湿度が高く、温度も一定な雪の下で熟成されることで旨味成分が増していくのです。調理の幅も広いにんじんなので、今回は3種類の食べ方で味わい尽くします。

食材

雪下にんじん

雪下にんじん

畑に植えたまま雪の下で越冬させる雪下にんじんは、特有の青臭さが少ない、甘さのあるにんじんになります。新潟県内でも雪の多い山間地で栽培されます。

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材料(2人分)

  • <雪下にんじんのハーブロースト>

  • 雪下にんじん

    2本

  • オレガノ

    小さじ1/2

  • クミンパウダー

    小さじ1/2

  • パプリカパウダー

    小さじ1/2

  • オリーブオイル

    大さじ2

  • 粗塩

    適量

  • タイム(あれば)

    適量

  • <雪下にんじんのビタミンドレッシング>

  • 雪下にんじん

    1本(80g)

  • 大さじ2

  • 小さじ1/4

  • パセリのみじん切り

    大さじ2

  • オリーブオイル

    大さじ5

  • グリーンリーフ

    適量

  • <雪下にんじんとサーモンのリエット>

  • 雪下にんじん

    1本(80g)

  • スモークサーモン

    50g

  • クリームチーズ

    50g

  • バター

    10g

  • レモン汁

    小さじ1/2

  • 粗挽き黒こしょう

    適量

作り方

  • 1 <雪下にんじんのハーブロースト>雪下にんじんは皮をよく洗って、皮付きのまま縦4つ割りに切る。
  • 2 <雪下にんじんのハーブロースト>オリーブオイル、オレガノ、クミンパウダー、パプリカパウダーを混ぜ合わせたものをにんじんにからめる。
  • 3 <雪下にんじんのハーブロースト>タイムをのせ、200℃のオーブンで20分焼く。焼きあがったら、粗塩を振る。
  • 4 <雪下にんじんのビタミンドレッシング>雪下にんじんの皮をむいてすりおろす。
  • 5 <雪下にんじんのビタミンドレッシング>酢、塩、パセリのみじん切り、オリーブ油を混ぜ合わせ、すりおろしたにんじんを合わせる。
  • 6 <雪下にんじんとサーモンのリエット>雪下にんじんは皮をむいてすりおろす。
  • 7 <雪下にんじんとサーモンのリエット>フードプロセッサーに、にんじん、スモークサーモン、クリームチーズ、バター、レモン汁を加えて撹拌する。
  • 8 <雪下にんじんとサーモンのリエット>塩こしょうで味を調え、粗挽き黒こしょうを振って完成。
  • シンプルに乾燥ハーブとオイルを絡めてグリルした「にんじん」は、「ホクホク感」が楽しめます。またドレッシングやリエットは、生で味わうにんじんの「みずみずしさ」や「甘み」が存分に感じられる調理法です。寒暖差が激しいこの時期は、にんじんのパワーで体調を崩すことなく、春を迎えたいものです!

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野菜料理の達人

佐藤 智香子

料理研究家

佐藤 智香子

旬を生かしたレシピ提案・商品開発等、佐藤智香子率いる「食のプロデュースチーム」です。

達人のいるお店

ワイオリキッチン

新潟県新潟市中央区

http://www.waioli-k.com

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